• スタッフ紹介

中越 泰雄

華珍園で働くようになった、きっかけを教えてください。


昭和44年(1969)頃、大学時代に東京で妻と出会い、結婚を機に妻の実家の家業である華珍園に就職しました。

飲食業での経験はありましたか?

それまでは特に料理人としての経験はありませんでしたので、華珍園に入って右も左もわからないまま、すべて一からのスタートでした。
そんな私でも、こうして一人前の料理人になれたのは、当時の先輩方が温かく支えて下さったおかげだと、感謝しています。

今までで、大変だった出来事や苦労したお話などありますか?


高知に来て42年ほど経ちますが、大きな出来事と言ったら昭和45〜51年の間に台風被害にあったことでしょうか。その頃は駆け出しの時だったこともあり大変でした。

苦労したと言うほどではないのですが、高知では“お酒を飲む機会が多い”ので、お酒を飲む練習はたくさんしました。(笑) あとは、厨房で履く高下駄になかなか慣れなかった事を覚えています。

当時は1日に1000人以上ものお客さんが来られる日もあり、休憩も15分ほどで、朝から晩まで立ちっぱなしで働いていました。忙しい日々の中で、“大変さ”を感じる余裕もなかったのだと思います。

仕事へのこだわりや、料理への想いを教えてください。

料理に関しては、100人のお客様に対して、単に100人分の料理を作るということではなく、いつもと変わらない味が出せるよう、一皿一皿心を込めた料理作りに取り組んでいます。

華珍園では、料理を通じて生まれる人と人との繋がりや、地域社会での在り方などを大切にしていきたいと思っています。

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