水平思考

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紙発信開始

 今日は嬉しい嬉しいお話をすすめることができました。
 ホームページをつくった目的はこれまで何度もお話してきたんですけど、ホームページより以前かれこれ5年ほど前位から紙媒体で何かつくることはできないのかなと考えてました。内容は現在のホームページと同じイメージなんですが、毎月替わる料理の紹介やスタッフの紹介などなどベタですけど「華珍園新聞」みたいなものです。

 異業種の友人や知人の会社でもよく目にしていた広報誌。見た目と違いこうみえても「変なこだわり」もあるんで何のソフトをつかったら少しでもいいものがつくれるのかと「Adobe Illustrator 」なんかを購入して講習なんか少し行ったりしたんですが(笑わんといてくださいね)、やっぱり無理でした。少しかじると面白いし色々とつくってみたのですが、当たり前といえば当たり前高望みすればするほど素人がつくれるわけありません。

 そんなかんなでモヤモヤとしている中、web デザイナーさん、カメラマンさん、ライターさんと素晴らしいみなさんと巡り会うことができて現在があるのですが、どうしても引っかかっていることがありました。

 それは「近い人ほどデジタルの世界を見ていない」という現実。。。
 具体的には恥ずかしながら調理スタッフ(ホールもですが)、ご紹介させていただいた生産者さん、そしてお客様(一定以上の年齢のお客様ですが、当社を長年支えていただいているお客様)。
 
 どうしてかというと全員ではありませんが、極めて「アナログ」だからです。これだけデジタル社会といってもアナログな人がダメよというわけにはいきません。まず第一に情報を伝えないといけない、伝えてあげたいみんなに情報が伝わっていないという現実。パソコンでプリントして生産者の方に送付しても何かイマイチ…、けどパソコン上では見えない…という現実。紙媒体の必要性をずっと考えてました。


で、つくりました。

今日はその初打合せ。
これまでご紹介してきた生産者さん紹介のページをA5サイズの冊子にしました。
まだ決定ではないのですが「穫」のタイトルもなかなかいい感じです。
(写真は先月のトマトの記事です。)


とてもいい感じです。
何かしら紙ならではの優しさ感じます。

しかし不思議なものでこの記事は全く同じ内容で web上にあるのですが紙にすると、より一層感慨深いというか身の引き締まる思いです。
今日お話させてもらったデザイナーさんが『「モノ」があるということがスタッフのモチベーションや責任感、連帯感を高めたりもするんですよ…。』と言ってました。
なるほどねと妙に納得…。


ひとりでも多くの方に知っていただきたいと思いはじめたご紹介記事。デジタルとアナログを駆使してこれまで以上に頑張っていきたいと思います。