- blog ~水平思考~
出会いがたくさん
今週はご紹介やらご提案で新しい出会いが沢山ありました。
セリ
高知県より四万十町でつくられている「セリ」をご紹介いただきました。
セリ…冬場の鍋。春の七草。って感じでしょうか?
水耕栽培でほぼ通年出荷とお聞きしていました。時期的にどうなのかな?と考えていたのですがお話を聞くととても興味深い切り口。
冬場〜春先は需要もあるが、春〜夏までの需要がどうしても下がる現状。産地としてはサラダ感覚の生食なんかでアピールしていきたいとのお話。確かにセリを食べるのは何か目的があるような気がします。スーパーに並んでいても時期がずれるとほんと好きな人しか買わないようなイメージですよね。
少し前にセリのお話は聞いていたので調理場も生食でのメニューも考えていました。そして切り口も面白い。ニーズのないところにニーズをつくっていくお話。来月はセリをご紹介、少しでもお役に立てればいいと思います。
ニンニクの芽
つづいては「ニンニクの芽」です。イカや牛肉なんかとニンニクの芽を炒めた料理がメジャーです。あまり大きな声で言えませんが今お店で使っているのは中国産。アラカルトで通年のメニューにはいっていますのでどうしても仕方ないところです。しかし先日いつもお世話になっている「八百正」さんと「南国スタイル」さんから同時に高知産のニンニクの芽が出荷との連絡がありました。
試食してみると「美味しい」やわらかくしっかりした茎、そしてニンニクを丸ごと揚げたようなホクホクとした食感と香りがします。この時期だけになりますが、来週からランチなどで使っていきますよ!
〜ニンニクの芽分かりやすい説明〜
➡ http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/ninnikunome.htm
本山町の夏トマト
最後になりますが「トマト」、「(株)こうち暮らしの楽校」の松田さんからのご紹介です。
先月は高知市の高糖度トマトをご紹介していましたが、今日お会いした「(株)ウインドファミリーの吉永さん」は高知の山間部本山町で“トマト”をはじめ“ししとう”や“きゅうり”など総合農場を目指しておられます。
夏場は高知でもトマトはほとんど獲られませんが、吉永さんのトマトはなんと標高250〜780メートルのハウスで栽培。その気候はさることながら独自の栽培方法で糖度の高い夏トマトなのだそう。今年の夏の楽しみがひとつできました!
今日いただいた資料です。それと最後の写真が以前本山に行ったとき撮影した棚田。この場所からもっともっと上がっていくそうです。是非圃場にもお伺いさせていただきたいですね!