• blog ~水平思考~

何でセリ?

 今月はセリ。お鍋?春の七草?を連想してしまうセリ。どうしてこの時期にセリという疑問も残りつつ四万十農協さんとお話をしたのですが、「なるほどそういう考えかたもあるのか」と思いまして今月のご紹介です。四万十町ではほぼ周年ハウスでセリを水耕栽培されています。(できれば現地にお伺いしたかったのですが何かと慌ただしくまだお伺いできていません…)〜では全部ではありませんが、セリをつかった料理のご紹介です。詳しくは次のページを見てください:https://kachinen.jp/menu/recommend/



 通常セリは使っていないのですが、ミョウガやミツバ、パクチーなどの香味野菜という感覚で考えるといろんな用途があるのではないかと思いつつ、農協さんにお話を聞くと。。。
〜現状ではどうしても冬〜春先の需要が多いが、できれば周年通じた需要を高めていきたい。四万十町ではハウスでの水耕栽培のため露地よりもやわらかく、香りや風味もマイルドなセリ。サラダのように生野菜として食べていただけるよう普及してゆきたい〜。。とのこと。
 その話を聞いてなるほどね!と感じました。基本的には旬のお野菜や中国野菜という感じでご紹介していましたが、今回は別の切り口。もちろん季節や旬を大切にしていくことにはかわりないのですが、需要を喚起するということは産地を活性化するということにつながる。大きく見れば商品開発や6次産業なんかと同じか。。。?
地産外商で外貨を。。ということも大切ですが、地元で知られる、消費される、それが見える、感じるということもとても大切と思っていて、この点が今私たちのできること(生産者さんと地元の一般消費者のみなさんをつなげる)と思っています。


ということで5月はセリをおすすめします。帰省される方や県外から遊びにこられる方もたくさんいらっしゃいますんで、例えば四万十方面の出身のお客様が、四万十に遊びに行っていたお客様が、『おっ!四万十のセリか!』と喜んだり楽しんでいただければ。。。いいですね。