水平思考

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たった『5分の一』

 当社は6月決算。日々の営業はあまり忙しくない時期ですが、経理全般も私の仕事のひとつなのでひとりバタバタ、そわそわ、イライラして6月は終わります。そして毎年6月30日の営業後はしばしボ〜っと達成感なのか、安堵感なのか、気が抜けるのか、孤独で不思議な時間が流れます。実はこれが何とも言えず気持ちのよい時間なんですけど(笑)。

 と、さすがに決算のことをお話しすることはできないので、先日立ち寄った「高知空襲展」の写真をアップしてみようと思います。そもそもなぜに空襲展か?ということなのですが、ここ最近過去を振り返ることの必要性を感じています。たまたま新聞を見ると高知市役所の前で当時の写真を展示しているという記事があったので、当時の様子を感じてみたいと思い立ち寄ってみました。

〜ちなみに創業の経緯はこちらです〜 https://kachinen.jp/about/history.html




高知橋付近から撮影、お城の下の建物は現追手前高校。


大橋通り


はりまや町


高知橋付近、この写真の左奥付近が今の別館の辺りと思います。


 ついでに冊子も購入したんですが、帰ってゆっくり見てびっくり。上の写真は偶然にも全て昭和21年に撮影されたもの。昭和21年といえば、創業者であり私の祖父が高知におりたった年。なんちゅう偶然!
 「高知駅から見た高知市内は焼け野原だった」ということは聞いていましたが、まさに写真の通り…。この翌年に華珍園は創業するのですが、その経緯は先のリンクをご覧いただければと思います。
 華珍園で仕事をはじめて約13年、というと私は歴史の中のまだまだたった『5分の一』。自分がたずさわった『5分の一』には当然誇りをもって、プラスあらためて『5分の四』をもう一度振り返り、そして100年へ向けて精進したいと思う次第です。