- blog ~水平思考~
MUJI GRAM
「MUJI GRAM」なんだか知ってますか?
「 MUJI 」だけならほとんどの人が「無印良品」をすぐに思い出すと思います。
「無印良品」だいたいみなさん好きですよね。個人的には事務用品はけっこう買ってます。以前香港に行った時も下着を全て日本に忘れ、困ってホテル周辺をうろうろする中、無印良品を見つけて感動した記憶もありますし、今年も成田空港で出国前にあれやこれやと旅行用品を揃えたのも無印良品でした。決して「ムジラー」ではないですが、なんだかんだでお世話になってます。
今日はその無印良品の代表取締役会長 松井忠三さんの講演会があるということでカルポートまで行ってきました。
冒頭の「MUJI GRAM」。これは無印良品の店内業務や商品管理、労務管理、店舗マネジメントなどなど「業務の標準化と見える化を実現する」13冊 2,000ページにわたる販売オペレーションマニュアルのことで、徹底的にこのマニュアルに則した店舗運営が国内はもちろん海外店舗全てでなされているそうです。
マニュアルと聞くと何かあまりいい響きでないようにも思いますが、属人的で感覚的、感情的になること(なりすぎるというイメージ)はよくないという考えで統一できる・すべきところは統一し、同時に各スタッフの個性は大切にしているということです。飲食店でもよくいわれることなのですが、店長の能力によってサービスや業績にブレが生じるといういわゆる「店長産業」ということはよくないという考え方でした。
マニュアルというか教科書や参考書、辞書、レシピみたいな感じなのでしょうか、いただいた資料は非常に参考になりました。
この「MUJI GRAM」導入のきっかけや作成・運営方法については書籍も出ていますので買ってみようかなと思っています。
「無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい」
http://www.amazon.co.jp/無印良品は、仕組みが9割-仕事はシンプルにやりなさい-ノンフィクション単行本-松井-忠三/dp/4041104998
最後のお話が「社風」のお話。
そもそも過去に「社風=考え方」を変えなければ厳しい経営状態の時期があったそうです。
それをどうやって変化させてきたか、現在どのような取組みをしているかという内容。書きたいところですが、これは参加した人の特典ということで…。
非常にシンプルで納得のいく、しかし実行となると難しく、やはり実行している会社が変革・成長できるのだなと感じました。