2年前に撮ったアスパラガスの写真、これを見るととても悲しくなります。地元食材を使った月替わりの料理をはじめた頃にお知り合いになった○○さん(お名前は伏せます)、緑濃く、太く、ほんとうに美味しいアスパラガスでした。生産量もまだ少なかったのですが、徐々に販路もでき来年からは生産を増やそうと準備をしていましたが、突然生産をやめなければならないこととなりました。「しょうがないけれど悔しい…、本当に残念、少しだけ夢を見させてもらってありがとう。」と涙ながら話された最後の会話が忘れられません。何もできない自分の力不足が悔しく、そして農業の現実を感じた出来事でした。今でもアスパラガスを見るとどうしても最後の会話と涙を思い出す自分がいます。農業でも規模や生産量、収益力、知名度、市場や経済……、大切かもしれません。しかしアスパラガスと○○さんの涙で、もっと大切なものを学びました。○○さんに心から感謝します。