• スタッフ紹介

琴賀岡 亮

中華の料理人を目指したきっかけは何でしょう?


和洋中あるなかで好きな食べ物が多いのが中華料理、特に焼飯が好きでした。

子供の頃から親が共働きだったのですが、お金を渡して出来合いの物を食べさせるのではなく「家にあるもので食べなさい」という方針の家庭だったので、小さい頃から自分で作って食べていました。
母が料理を仕事にしていたという事と、父も単身赴任が多く自分で食事を作ったりしていた影響で、男が料理をする事に抵抗が無かったのも大きいです。

一度華珍園を辞めている時期もあったそうですが、よろしければ戻ってきた経緯をお聞かせ下さい。


調理師学校を卒業して19歳の終わりに一度は華珍園に入社をしたんですが、趣味で始めた社会人バスケットボールとの両立が難しく、当時は若かったこともありバスケに専念するために退職しました。

その後は両立できる仕事を選び2年間バスケを続けていましたが、辞めた後も華珍園のスタッフとの交流はありました。時々食事に来てもそのたびにみんな温かく迎えてくれました。
そうするにつれ、在籍時に先輩達が時間を割いて色々と教えてくれていたことに思い至ると共に、華珍園の良さを改めて実感するようになりました。
それがきっかけとなり、仕事に対する考え方を変えて華珍園に戻ることを決意しました。

戻ってきて4年というと、一通りの料理を作ることができるのでしょうか。


まかないでしたら作れますが、お客様に提供する段階でいうとまだまだです。
お店によっては即戦力になるようすぐに何でも経験させるスタイルのところもあるのでしょうけど、華珍園ではひとつひとつの事をちゃんとできるようになってから次の段階に移ります。基本は切り場に始まり麺場、前菜、焼飯、揚げ場、そして最後が鍋。認めてもらえなかったら次には行けません。チャンスはくれるので、自分からそのチャンスを掴みにいく姿勢が大事です。あっという間に一日が過ぎるので、どこかで合間を見て時間を作り次のポジションの仕込みを覚える。そういう姿勢を先輩方はちゃんと見てくれていますから。


これから華珍園で取り組んでいくこと、目標や夢はありますか?


今年中で言えば焼飯から揚げ場に移ります。華珍園の中でも一番ハードでオーダー数がとにかく多いので、プレッシャーも感じています。なので負けないように頑張りたいです。
将来的にはいずれ自分のお店をやりたいですね。その気持ちが出てきたのも最近ですけど。

最後に、お客様へのメッセージをお願いします。

高校の入学式の日など、お祝い事・節目の日に華珍園に食事に来ていました。まさかそんな場所で自分が働くことになるとは思わなかったです(笑)。
そんな自分と同じように、おじいちゃんから息子さん、そしてお孫さん。世代を超えて来店して頂けることが嬉しいしとてもありがたく思っています。