- blog ~水平思考~
じとっこ炭火焼
以前から少し気になっている会社があります。首都圏を中心に急速に成長されている㈱エーピーカンパニーさんという会社です。
中国料理でもなく、地方店でもなく、出店数や規模が気になっているというわけではありません。詳細はHPを見ていただきたいのですが、宮崎県を中心とした生産地と消費者を直結させるというビジネスモデルを展開されていているという点です。ちょうど私がHPを立ち上げようとした真の理由と妙に似ていて、奇妙なことにHPのデザインも妙に似ています。勿論面識も全くありませんが、テレビで何度か紹介されているのを拝見してその実行力・実践力から機会があれば行ってみたいと思ってました。
実はみんなに無理を言って昨晩の夜行バスで大阪に家族できています。そこで少し前に大阪へ出店しているということからさっそく行ってきました「塚田農場」。 繁華街ということもあり満員で熱気ムンムン!やっぱり都会の空気は違います…。
こちらの業態は宮崎の地頭鶏(じとっこ)の炭火焼を看板メニューとした居酒屋。宮崎県を全面に押し出しています。メニューは鶏の説明からはじまり生産者の顔や地元の醤油醸造会社、酒造会社の紹介がいっぱい、高級な雑誌を意識した感じでととてもオシャレです。そしていよいよその炭火焼と南蛮がテーブルに…。美味しい~、炭火で一気に焼き上げたレア、炭の香りをまといとってもジューシーです。2回追加しました…。南蛮もソースの味がしっかりしており上品さはありません、地元の味といった感じです。
正直これだけの規模の会社、失礼ながらそんなに期待はしていませんでした。しかし接客は親切でテレビで紹介されていたように炭火焼の残った油で炒めたごはんのサービスや名前の入っていない自分用の名刺をもらったりお土産に宮崎の味噌をいただいたりといい感じ、それがマニュアルマニュアルしていなくなんか自然な感じ、家族もみんな満足でした。それと最後にお店を出たときに気がついたのですが、宮崎県の観光パンフレットやなんかが色々と並んでおりあらためて一貫した宮崎ワールドが全開!
こちらの会社、宮崎に自社養鶏場をつくり、地元の雇用拡大にも貢献していたりするところは素晴らしいと思います(その裏話は裏話でテレビでみた時に面白かったですが…)。業態や規模など違う点は多くありますが、生産現場への考え方やその実践力など実体験できることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
私たちも生産者と消費者を結ぶジョインターとなり、高知が少しづつでもよくなっていけるよう尽力してゆきたいと思います。