• blog ~水平思考~

スーパー公務員

「高野 誠鮮 氏」講演会
「役人」は地域社会に役立つから役人と書きます。公務員だけが役人ではありません。地域のために「役に立つ人」になるためには、何から始めればいいのでしょうか?様々な戦略で“限界集落”の脱却に成功したスーパー公務員を講師に迎え、今、地域活性化のために何が必要か、何から始めればよいのかを、市町村職員と一緒に考えてみませんか?

そんな言葉に誘われて、週末なんですが昨日の休みに少々仕込を行い、みんなに無理いって、参加させていただきました講演会。

60名ほどの参加者は見た感じほとんど市町村の関係者という感じで妙な違和感を持ちつつ着席…、一応予習としてカンブリア宮殿の動画(11月15日分)をチェックしていたのですが、やはりご本人を目の前にすると妙な緊張感があります。
はじめにDVDの視聴があったのですが非常にコンパクトで分かりやすい内容でした。


お話の内容はカンブリア宮殿のものとほぼ同じでしたので、ご興味のある方はぜひ動画を…、といいたいところですが公務員の方はもとより民間企業にお勤めの方、もちろん経営者の方もこれはおすすめの内容です。

高野さんは公務員といっても民間出身、だからとは結論づけれませんが成功の大きな要因と思います。やっぱり何の組織や世界でも違った角度からの目が必要なんだなと。
お話の内容は正直公務員のみなさんには耳の痛いポイントが多いように感じましたが、それは民間企業でも同じ事なんじゃないのかな?とも……。
下のスライドを要チェック! あれあれ?と…。



確かに型破りで普通思いつかないようなアイデアや戦略ばかり。ローマ法皇へお米を送る、アメリカの衛生をつかって米の味を証明する、ワイン酵母をつかって外国人が好む高級日本酒をつくるなど破天荒なんですが、結局真剣で追い詰められていないとないとそんな考えすら思い浮かびませんよね。しかしとにかくとんでもない実行力です。

最後に米と野菜の「自然栽培」についてでしたが、これもちょっと驚き…。
「腐る」と「枯れる」の違いとは…? やはり農業を少し勉強せねばと再認識させられました。
来週はその自然栽培、『奇跡のリンゴ』の木村氏が高知に来るのですが、残念ながら定員オーバー、ショック…、ほんと残念無念です。もし参加される方がいらっしゃったら、是非お話を聞かせて下さい。宜しくお願いします!