- blog ~水平思考~
セルリー
今日は久しぶりの圃場見学、野菜はセルリー(セロリです)。
セロリは年中使う野菜なのですが、ほとんどが静岡産。高知でつくっていないのかなと考えていたところお世話になっている「八百正」さんから高知産のセロリの出荷がはじまったとのこと。そこで以前に少しお話を聞いていたのですが、カイラン菜でお世話になってる高知市布師田の友村さんのハウスへお昼の営業後行ってきました。
ハウスに入って見てみると「あれっ?」何か色がちがうぞ…。恥ずかしながら知りませんでした、セロリには白系と緑系があり友村さんは2種類をつくられているそうなのですが、私たちがお伺いしたのは緑系のセロリで今は出荷のサイズまで至ってないのですが白系より若干小ぶりとのこと。高知では白系が好まれるというかほとんど白色しか流通していないようです、他県ではそうでもないようなのですが…、どうしてなんでしょうね?
そもそもなぜに今回セロリか?
セロリに限らず私たちは白菜、キャベツ、にんじん、などなど年中使っている野菜があり、それは戦後の創業当時から皆様に親しんでいただいているいわば根っこの商品です。当然これらの野菜が高知で年中収穫されていないことは分かっているのですが、例えば高知で白菜が何月から何月までどこで栽培されているかが十分わかっていない…、他には例えば5年前までは沢山栽培されていたのに何かの理由で止めたなどのケースも最近よく聞きます。前向きであれ後ろ向きであれ野菜の品目ごとに現状の問題や課題、それは流通や価格など広範囲のおよぶことと簡単に想定できるのですが、それを知りたい…、知らなくてはいけないという思いでおります。今回もセロリのお話から色々と話が膨らみ他の野菜のこと、鳥獣被害のこと、耕作放棄地のことを教えていただきました。日々の営業と並行して我々から追いかけてゆかねばならないテーマとつくずく考えらされる貴重な時間、もっともっと増やしてゆかねばなりません。