- blog ~水平思考~
松岡かまぼこ店
昨日は定休日だったのですが、子供が熱をだしたので急遽家族の昼食を買い出しに大橋通り商店街へいきました。
全国の商店街が衰退するなか当然高知も例外ではありません。2〜3年後には大型施設とマンションそして新しい大型の図書館ができるのですが、最近の街づくりの本を読んでいると何か大丈夫かな?と不安に思ったりします。昼過ぎだったんですが、ローソンが一番賑わっていました…。詳しくは後で書きますが決して批判するために書いているのではありません。
その中で老舗「松岡かまぼこ店」さんはちょっと違いました。立地的には端にあるのですがお客様、そしてスタッフのみなさんもうじゃうじゃ。子供の時から体に染みついているいわゆるソウルフードです。もちろん私たちの気づかない細かな違いはあるのでしょうが、やっぱり懐かしい。失礼ですがほんと昔ながらの天ぷらや惣菜、接客もまさに昭和スタイルです。しかし娘さんだと思うのですが、いつも彼女に「誇り」を感じます。それは売上がどうとかいうことではなく誇りというか自信・責任というか使命のようなものを背負い商売をしているような感じ…。けっこう大柄でいつも長靴を履いていて正直女っ気は……なのですが何かかっこいい。その他にも周辺には友人の八百屋さんが2軒あり、同じようなモノを感じます。
何が書きたいのかわからなくなってきましたが、大橋通り以外にも帯屋町や京町とアーケードはあります。うちも柳町に1店舗店あります。当然昔と比べれば売上は大きく減少しています。そしてどうしても通行量や駐車場のせいにしてしまいます。それはまぎれもないひとつの事実なんですが、変化させることのできないコト。
大型施設ができたって図書館ができたって無料の駐車場ができるわけじゃないし、通行量が増える≠売上が増えるに気づかないといけないし、増えても多分一過性のもの。尚且つ大型施設が成功する保証もないし、そこに来る人が自店のお客様になるかどうかも分からない…。それにすでにある程度の集客力のある「ひろめ市場」が見えるところにある…。しかし街が変化していくことは間違いのないコト。で何や?ということになると思うのですが、正直うまくまとめられません。ただ今日大橋通り周辺のお店をぐるっと外から見て感じたことはやっぱ商店主の誇りやプライド、看板や歴史を守る使命感ではないのかなと。それがないと何もはじまらないし何も起こらない…、そうあらためて思った次第です。
『そして今日学んだことを、なによりもまず自分の店に厳しく問わなければ!』と真摯に思います。
それともうひとつ。最新のカンブリア宮殿は話題のコミュニティデザイナーの「山崎亮」さんです。何かヒントがあるかもしれません。現在深夜2時ですが、頑張ってこれから視聴してみます。