どうするチョウザメ?

先日ご紹介した「チョウザメ」を試食しましたので今日はそのレポート、写真は全てチョウザメをつかっています。


皮を湯引きして酢醤油で


あたま丸ごとからとったスープ


ざっくりと唐揚げに


四川風ピリ辛炒め


酢豚風


オーブンで焼いてみました

こんな感じでみんなでいただきました。感想はというとさまざま、まず根本的な問題として下処理。恥ずかしながら下処理が甘く淡水魚特有のにおいが残ってしまいました。逆にいえば課題は明確になったのですが、あとはチョウザメという食材をどうとらえるかということです。

 現実的にチョウザメという食材をスーパーなどで一般消費者の方が直接手に入れるということは現状ではないでしょう。加工して商品にすればまた話は別でしょうけどそんな簡単なことではないですし…。
一方高知市春野でこのチョウザメを養殖している方がいらっしゃる。関東方面中心にへはキャビアを含め出荷しているとのことですが、例えば高知市、春野町の人がはたして知っているのか?食べたことがあるのか?というと…高知新聞には掲載されているので知ってはいるが、さすがに食べたことがある方はほとんどいないのでは思います。


個人的にはここなのかな〜と思っています。これまでもニッチな中国野菜やあまり知られていない食材、逆に誰でもしっている食材をつかってきましたが、われわれも含め知らないモノやコトが多すぎる。品目によりますが、業界や関わっている一部の人は知っているが何かオープンではないというか、地域の人が知らないというか、やりたくてもやれないというか、あきらめているのか、チャンスがないのかそれはケースバイケースでそれがいいのか悪いのかも人それぞれですが…。(決してチョウザメの話ではないですよ)
どうしても日々老若男女不特定多数のお客様と接していると違和感を感じるときがあります。マーケティングやターゲットやセグメントなんていう難しい用語も大事なのかもしれませんが、あくまで根っこの考えはこれまで自社を支えていただいたお客様、日々目の前のお客様にどのような価値や情報を提供できるかっていうことなのかなと。
まずなによりも高知のひとりでも多くの皆様と高知の生産物をつなげることが大切だと思っています。飲食店が売れそうな、人気がでそうな、売上につながる食材を追っていても現場の小さな幸せは生まれないような気がします。それらの食材をつかうのは簡単ですから。生産者の方の何かのきっかけやチャンスになる、そこから何かが動き出す…、そんな視点でチョウザメも考えてみようかなと思っています。