- blog ~水平思考~
いざ全国大会〜Vol.1〜
11月に入りましたね。私たち飲食業界は10月〜11月は終盤の忘年会シーズンがはじまるまでは一般的に少し暇な時期にはいります。しかし今年の高知の中華料理業界は少々違いまして、正直てんやわんやの日々が続いていおります。
なぜかといいますと、今月13日(水)に高知で26年ぶりに中華料理業界の全国大会が開催され、その準備でいっぱいいっぱいだからです。大会が高知で開催されることが決まったのは約1年前、26年ぶりということで当時の大会の運営に直接関わった者もほとんどいない状態で不安を抱えながらの立候補でした。
しかし、今、高知で開催しなければならない明確な理由が明確にありました。それは業界全体が高齢化してゆく中、特にこの業界に献身的に貢献されていた歴代理事長の高齢化です。全国持ち回りで開催されるこの大会、当時のチャンスを逃せば少なくとも3〜4年は高知で開催されることはありません。みなさんが元気なうちに何とか高知で開催したい、喜んでもらいたい、それが今現役で商売しているわれわれの唯一できる恩返しではないかということです。
業界の組合といっても地方の県単位の小さな組織、資金も時間も運営スタッフも余裕なんて正直ありません。初めは何とかなるだろうと思っていましたが、いざ準備となると何からしたらよいのかもわからない、進んでいるかもわからない、何が課題なのかもわからない、、、、まさに雲をつかむような日々であっと間に1年が経ちました。
しかし、そのあっという間の1年の中本当に残念なことがありました。先ほど書いた高知大会を開催する理由の歴代理事長のひとり、そして運営してゆくなかのキーマンのひとり私の叔父も他界しました。なにがなんだかわかりません。悲しいとか残念とか悔しいという感情を越えた世界です。
多くの悲しみや困難、問題、トラブル、意見の相違を乗り越えて残り2週間を切りました。そんなかんなでブログも更新するまもなく数ヶ月が過ぎました。正直余裕は全くないですが、この1年で感じたことをしっかりと記しておこうと思っています。大会開催まで当面は全国大会のお話を書きたいと思いますのでよろしかったらお付き合い下さい。
写真は記念誌の表紙です。この表紙ひとつでもどれだけの時間と構成を重ねたかわかりませんが、、、中華=赤という既成概念を越えてなかなかいいものができたと思っています。名誉のためにこのデザインの提案者は私の父で中華組合の理事長です。ただいま大会スピーチを猛練習中です!ちなみに私は運営マニュアルと日々戦っています。共にこの大会をつくってきた組合メンバーなどなど書きたいことは山ほどありますが、、、宿題が山積み。これから記念誌の校正チェックに入ります。