- blog ~水平思考~
ロビン・ウィリアムズ
みなさんご存じでしょうが、先日アメリカの俳優でありコメディアンのロビン・ウィリアムズさんがお亡くなりになりました。その日は朝から少しへこみました。そしていろんなコトを思い出しました。
みなさんにとって彼の代表作は何ですか?
「グッド・モーニング・ベトナム」
「レナードの朝」
「フィッシャー・キング」
「パッチ・アダムス」
「ミセス・ダウト」
「ハムレット」「グッド・ウィル・ハンティング」
ほんとたくさんの記憶に残る映画の数々なんですが、私にとってロビン・ウィリアムズ氏といえば、
「いまを生きる」。結構ご存じの方もいらっしゃると思うんですが、この映画は私が多分一生忘れる
ことのできない映画、というよりもこの映画のおかげで昔あることを乗り越えられたんです。
映画の内容についてはこちらをどうぞ。http://movie.muryo-eiga.info/article/368310450.html
あることというのが、高校1年の春。私は高校からいわゆる進学校に入学しました。入学前から分かっていたことなんですが、中高一貫の学校だったので、簡単にいうと入学後すぐ勉強に全くついていけなくなってしまいました、おそろしい位に。。自分勝手な私は一気に学校がイヤになり、今でこそ言えますが学校やめて直ぐにアメリカに留学しようかなと考えていました。実は将来アメリカに渡り映画の仕事をしたいとけっこう本気で考えていたのです。
偶然この映画に巡り会いました。家族のみんなが寝静まったあと、深夜一人で真っ暗な中この映画を見て、声を出して泣きました。記憶も少し曖昧ですが、延々と涙が止まらなかったことははっきりと憶えています。どうしてだったのかは上手く説明できません。。映画の中と当時の現実がどこか大きくリンクしたんだと思うのですが。。
教科書を破り捨てるところか? 机の上に立ち上がるシーンか?
机上の空論を否定するところなのか? ロビン・ウィリアムズの空気感か?
みんなの変化していくシーンなのか? それとも○○のシーンなのか???
とにかく「何かをふっきっる」ことができたのかなと今思い出しています。
(ふっきったとしても、相変わらず勉強にはついていけませんでしたけど。。。
何とか何とか卒業もギリギリできました。そして今があります。)
少し大袈裟かもしれませんが、当時この映画を観ていなかったら、いいもわるいも人生が大きくかわっていた
かもしれません。
そして月日は流れ2年前、子供の通う中学校で仕事の講演をさせていただいた時に内容的にヤバイかな〜と思いつつこの映画を例に出し、自分のこれまで人生の挫折も正直に全て話しました。当時少し悩んでいた様子の娘も含む250人の生徒さんの前で。。色々と多感な時期なので慎重に、そして大胆に。
自分自信のために、まだまだこれから挫折をたくさんしてゆくであろう子供のために、早速AmazonでDVDを注文、何と942円。久しぶりの更新でしたが、全く華珍園と関係ない話、どうしても残しておきたくて書いてしまいました。
最後になりますが、心から彼のご冥福をお祈りいたします。