カイラン菜への遺志

ほんとお恥ずかしいくらい久しぶりのBlog更新です(多分一年半ぶり…)

更新しなかった理由も特になく、ただ何となくサボっていただけ。
今年は心機一転というか、しっかりとログをつけていこうと思います。

今年はまず中国野菜のお話。本日の日本農業新聞に兼ねてからお世話になっている高知市の「芥藍菜」が掲載されていましたので、そのご紹介と関係する話をを少々。


年末に担当の方から掲載のお話は聞いていたのですが、とうとう今日が掲載当日で感無量です。
まずは記事と写真をご覧ください。それとこの料理の写真は当時のJA営農指導員の横田一歩さんの奥様のレシピだそうです。そして掲載日の今日は何とおふたりの結婚記念日!だとFBより情報を入手(笑)。素晴らしい夫婦愛だなと心底羨ましく思うところです。。


この芥藍菜という中国野菜は栽培当初からJA高知市さんよりご紹介をいただき11月〜12月は当店でも毎年メニューに取り入れさせていただいてます。
とあることから高知県内だけでなく県外の中国料理店にも紹介する機会もあり、生産者さん、農協の営農指導員さんと一緒に3年前は東京でも展示会に参加をしました。


少しでもお世話になっている皆さんのお役にたてればと当時は前例のないことに挑戦するということにも胸が踊りました。
しかし現実はそんなに簡単なことではなく、飲食店への個店レベルになると流通の問題や鮮度の問題、その年その年の気候やその他諸々知らないことばかりで自分が考えていることは夢物語なのかな?と思うこともしばしば。。

自分自身は既存の市場流通からもう一歩独自の飲食店に特化した仕組みでないと真の飲食店のニーズを解決することはできないし競合には勝てないと考えていたものですから…。


そんな中、一年前に生産者さんと神戸に「芥藍菜」や「葉にんにく」の紹介に行ってみようとことになりました。当時の芥藍菜の部会長で絵に描いたような高知のおんちゃんでした(失礼しました)。

その部会長の友村さんと5件ほど神戸の中国料理店を回ったのですが、その時の「こんなに楽しい、やる気になることはなかった」と子供のような笑顔で話されていたことを鮮明に憶えています。しかしその2ヶ月後に他界されました。。ずっと高知の農業をどうしたらよいのかと話されていたのに。。


部会長の友村さんが他界され半年後、昨年11月に芥藍菜のシーズンがやって来ました。さてどうするか?
今考えると体調のわるい中、友村さんなりに何とかきっかけをつくろうとした神戸への営業だったのでしょう。
その遺志を絶やすわけにはいけないという勝手な使命感から昨年ある仕組みで高鮮度の芥藍菜を神戸の中国料理店へお届けすることができるようになりました。振り返ってみると、友村さんとの神戸営業がなければ絶対に実現できていなかったと思っています。。


その他にも芥藍菜の前には黒潮町のマコモタケ、そして現在は香南市の葉ニンニクも神戸へ紹介することができました。一定の評価と手応えを感じましたが、まだまだ本当にはじめの一歩で当然課題もいろいろと見つかりました。
その課題を解決すべく、そしてさらに発展させるため現在あることに取り組んでいます。

これからはその取り組みもこのBlogを通じて発信していきたいと思っていますので乞うご期待下さい。